給与交渉の成功談・失敗談

皆さんは、在籍中もしくは転職する際に年収交渉を行った事はありますか?
仕事をする上で、給与は切っても切り離せない大事なことですよね。

仕事の内容には満足してるんだけど…
もし少し給料が上がれば…と思った事はないでしょうか?

そこで今回は、給与の事に悩んでいるけど、年収交渉ができずに悩んでいる方のために、
交渉に成功、失敗した人々のリアル経験談をご紹介します。

彼らの経験を通じてあなたも会社の言いなりになるのではなく交渉に踏み切る勇気を得られるかも?!

【デザイナー 女性 30代】

新卒で入った会社を退職し、別の会社を探しているところでした。
私も知らずのうちにプレッシャーを感じて焦っていたのかもしれません。

その時は同時に3~4つぐらいの企業に応募していました。
そのうちの1つの面接の時、実務担当者、CTO、代表が面接官として順番に入って来ました。
最終面接まで1日ですべて行い、疲れて家に帰ったら、その会社から年収を提案するメールが来ていたんです。
すごいスピードで選考が進んで、自分自身も職についていない事から焦っていたため、すぐにOKの返事をしました。

しかし今思えば、会社は単に人手不足だから選考を急いでいただけで、年収を提示された時すぐにOKをせず、一度検討して返事すると答えればよかったと少し後悔しました。
今までの経験に見合った年収をもらえる機会だったのに、急ぎすぎたことを反省しています。


【エンジニア 男性 20代】

私が入社した当時、会社は創立間もないスタートアップ企業で、自身も新人であることから給与交渉するなど考えもせず、提示されものをそのまま受け入れて入社しました。

会社は成長し続け、私の仕事量も増える一方でしたが年収には変化がありませんでした…。
年収のことで一人で悩んでいても仕方ないと思い、勇気を出して代表に直接話をしにいきました。

代表は私の年収を把握していなかったので、今いくらでどのくらいを希望しているのか?と聞かれ、正直に答えると、思っていたより簡単に年収を上げることができました。

このことをきっかけに、今の業務量や仕事内容と年収がミスマッチしていると感じた時は
素直に自分の年収に関する考えを会社に伝えた方が良いと実感しました。


【エンジニア 男性 30代】

経験上、年収が下がる転職は絶対にしない方が良いと思います。
僕は前職の年収より低い年収を受け入れて転職しました。
お金より、家から近い事や、その他の条件が良がいい事、安定的な職場といった条件を重要視していた為、その時は全く気にしていませんでした。

しかし、実際に働いてみるとやっぱりお金のことがひっかかり、仕事に集中できない自分がいました。
そして結果的にまた転職しました。

しかも転職しようとした時、思ったよりも低くなった年収が足を引っ張り、元の年収に戻るまでに1年以上かかり、とても大変な思いをしたので、他の条件が良いからと安易に前職より低い年収で転職しないことをおすすめします。


【コンサルタント 男性 30代】

年収を上げるのに一番良い方法はやっぱり転職だと思います。

転職する際に自分は、希望年収を少し多めに言うようにしています。

オファー面談まで進んだ企業2社に対し、希望年収を少し多めに提示したところ、
A社は希望年収よりも下の額を提示され、
B社では希望年収よりも上の額を提示されました。
単純にお金だけでは比べられないけれど、言ってみるもんだな…と思いました。


【人事 女性 30代】

年収を上げるためには、それなりの理由を用意しなければいけません。

私は職業柄、採用担当や会社の立場での考えが分かるため、
なぜそれだけの年収を払わなきゃならないか納得できる、納得させられるように心がけて話するようにしています。

相手方も納得いかないような高い年収を提示したり、粘るとむしろマイナスになると思っています。
仮に採用になっても、人事や人事情報を知っている上層部からは入社前から悪いイメージがついてしまうこともありますから。


【広告系 女性 30代】

最終面接がゴールと考えず、年収交渉も面接の一部だと私は思っています。
年収交渉の過程で上手くいかず、採用までたどり着かなかった知り合い、友達もたくさん見てきました。
私自身もそういう経験があります。
ただ、私も、知り合い・友人たちも年収交渉も含めて採用プロセスと思っているので、
年収交渉がうまく行かなかったということはその会社は自分と合わなかったということだと割り切っています。


【エンジニア 男性 30代】

経験上、希望する額より低い年収で入社すると仕事のモチベーションも下がる。何事にも意欲が湧かなくなります。


【CS担当 女性 20代】

私は自分の職務能力に見合った年収がもらえればいいので、提示された金額に必ずしも交渉をするわけではありません。
年収を高くすれば、会社の期待レベルも高くなりますよね。
期待値がとても高いため、業務的なストレスがたまってしまうからです。

また会社の規模が小さい場合、お互いがいくらぐらいの年収を受け取っているかを知ることもあります。
実際に、年収に見合った成果を出せないと、周りから期待外れなのになぜ私たちよりもらっているのという視線を浴びせられて疲れてしまっている人を見たことがあります。


【営業 女性 20代】

中には新卒にも高い年収を払う会社があります。高年収でうらやましいと思われがちだが、仕事内容が合わずに転職したい時は高収入であったことがネックになりかねません。

ほとんどの人が、前職より低い年収で転職をしないですよね・・・
もし前職の仕事が合わないと思って、違う職種に挑戦しようとしたら年収が下がる可能性は高いです。
すると今こんだけもらってるのに、年収を低くしてまで転職する価値があるのかな?と考えてしまいます。

仮に前職より高い年収で雇ってくれる会社があっても、自分自身がそれに見合った仕事ができるのか?
そういったストレスを抱えながら働くのは精神的にきついと思います。


【事務 女性 30代】

私は月収をベースに伝えるようにしています。
年収で話してしまうと相手に与える基準が高く感じられてしまう場合もあるので、月々これぐらいは欲しいという言い方で伝えるようにしています。

選考が進むと、どこかのタイミングで会社側から希望年収を聞いてくると思います。
ただ、求職者と会社が考える希望年収に差があるのは当然です。

求職者の立場では自身が考える最低年収があります。会社側に聞かれた時に答える金額というのは、様々かもしれませんが、中には最低年収を答える人もいます。

しかし、会社は求職者が提示する希望年収を最大年収だととらえるケースもあります。そのギャップから求職者が提示した希望年収がさらに下げられて提案されるリスクも考えておく必要があります。

前職の年収より少しでも上がればやはり嬉しいものですよね。
ですので、いろんなリサーチを通じて年収情報を調べて、担当者を納得させられるような現実的で合理的な年収を提案できるようにしておきましょう!

オファー面談前に必ず知っておくべき7つの事

オファー面談とは?

今回は、オファー面談・年収交渉の前に必ず知っておくべき7つの事について説明したいと思います!

オファー面談は入社可能性のある応募者が年収や福利厚生の内容を会社側と話し合う面談です。

書類選考、面接選考が終わると次に行われるのがオファー面談ですが、
そのオファー面談で聞かれるのが希望年収。
皆さんはどのように答えていますか?

面談では双方合意を得ることが重要なので、敵対的あるいは完全に受け身である必要はありません。

納得いかない提案に対して交渉しづらいな…と感じることがあるかもしれませんが、それは相手も同じだと思ってください。

ただ、面談では年収・給与だけでなく、ボーナス、ストックオプション、休暇、その他の福利厚生などについても網羅しておく必要があるので事前にチェックしておくことを忘れずに!

それでは早速、オファー面談・年収交渉の前に必ず知っておくべき7つの事について見ていきましょう!

年収交渉をする前に、必ず知っておくべき7つのコツ

1.適切なタイミングを待つ。
面談時、会社側から先に年収の話を切り出すまでは年収交渉の話を自ら先に出さないこと!
もちろん、オファー面談前の面接過程でも年収の話は控えたほうがいいでしょう。

人事担当者の一言:
『お金の優先順位が高く、金額が高い企業に結果行ってしまうという印象を人事に与え易いです。』

2.数字を先に提示しない。
年収いくらくらいを希望していますか?という質問を受けた場合、ポジション・業務内容を詳細に知りたい旨を伝えましょう。
また、福利厚生やその他の条件についても確認しましょう。
福利厚生やそれ以外の条件によって異なると答えておくと、自分自身も総合的に判断でき、人事からの印象も良くなります。

人事担当者の一言:
『そもそも、仕事の難易度や役割と給料は連動するもの。給与だけで会社を判断、評価していない事が伝わるように話す事がポイントだと思います。』

3.データを基準に年収を提示する。
もしあなたが先に数字を提示しなければならない状況であれば、あなたがリサーチした年収情報に基づいて提案してください。リサーチはあなたの交渉能力を会社に知ってもらうためにも必要なので、きちんと説明ができるように準備しておくことが大切です。

人事担当者の一言:
『企業の相場は年収情報がわかるウェブサイトや、知人からの情報などで知っておきましょう。□社:28歳:営業主任:〇〇○万など。』

4.間をあけることも時には重要
企業側から年収を提示されたとしても、その場で回答する(契約あるいは拒否する)必要はありません。
判断に迷う時は「検討してみます」と返答すると、最初に定時された年収よりも高い年収を定時されるかもしれませんし、少なくとも間違った判断を下すことは無くなりますよね。

5.断ることで、企業側から高い条件を提示してくることも
仕事内容と年収、条件がミスマッチだと判断して断る場合は、企業側からもっと高い年収の提案を受けるかもしれません。

人事担当者の一言:
「『条件が合わないと思った3社を断ったが、その3社から高い年収を提案された』という事例もあります。」

6.あなたが本当に望む仕事であれば断らないこと
5と真逆のお話しになりますが、交渉にはリスクが付きものです。
より良い条件を期待して断ったら、それを企業がすんなり受け入れて次の候補者にコンタクトを取ってしまう可能性もあります。
あなたが本当に望む仕事である場合は、断ってよりよい条件を企業側から提示してもらおうと安易に考えず、慎重に判断してください。

7.年収以外のその他の条件交渉も重要
年収交渉以外でも、他に交渉可能な福利厚生や条件などがあれば一緒に検討する必要があります。
何よりも重要なのは、会社と年収交渉をする前に、この仕事が自分にとってどれほどの価値があるか、またあなたの職務能力と経歴を会社でどれほど求めているのかを知ることです。

いかがでしたか?
オファー面談ではどうしても企業の提示する条件を素直に受け入れないといけないんではないか…と考えてしまいがちですが、
納得が行かない場合は、なぜその条件では納得がいかないのかをきちんと伝えることが大切です。

もちろん「友達はこれくらいもらっているから」「せっかく転職するから一気に年収を上げたい」などといった個人的な理由ではなく、きちんと業界をリサーチした上で、自分の職務能力と経歴を考慮した理由を伝えましょう。